当社は、明治生まれの初代清二郎が1950年代にドラム缶1本から創業したのがはじまりです。燃料油を取扱い、つづいて家庭用エネルギーLPガス、2010年頃よりオール電化、水廻りリフォーム、太陽光発電など今ではお客様の生活に関わる事業全般になっています。私たちは半世紀以上、中島村を中心とした県南に住まわれるお客様との関係を強くしてまいりました。

一見手広く見えることもありますが、創業から現在まで一貫しているのは、地域のお客様優先であること、いつもの暮らしを支えることに関わっている、という点です。創業時とは変わり、今はすべてにおけるモノや情報が好きな時に好きなだけ手に取れるような時代になりました。どんな時勢にあっても暮らしを支え続けられる存在でありたいと願い、時代と変化を共にしてきた結果今の私たちがあります。

しかし、2011年の震災ではたくさんの方の暮らしが一変しました。あったものが手に入らない日々が続きました。あのさなか、私どもはできる限りの燃料の供給と、LPガスを供給しているお客様への安全確認に奔走しました。

お客様が安心した暮らしに戻れるようと考え、必死な思いで駆けずり回ったあの日々を経て、あたりまえの暮らしを守ることがどれだけ大事かを思い知ることになったのです。だからこそ、私たちは「今日のあたりまえを明日に繋ぐ」のです。

あたたかいおふろで、一日の疲れを落とすゆっくりとした時間。
安心して使えるキッチン。
笑顔あふれる家族の食卓、
家族の楽しいお出かけの時間。

ありきたりで地味かもしれませんが、小さな不便を解消すること、普通の毎日が幸せになるお手伝いしてあげることは私たちのやりがいなのです。ひとつひとつがほんの小さなことでも、その数をどんどん増やしていく。そうすることで、暮らしにくつろぎも生まれ、みんなが幸せになれると確信しています。

とはいえ、私たちはまだまだ未熟です。地域のお客様をはじめ、お取引会社様、パートナーに多くのご意見やお叱りをいただき、私たちは成長していかねばなりません。これからも日々精進していく所存でございますので、皆様のご支援を賜りたくお願い申し上げます。